必ず必要なもの・あったら便利なもの

透析室に通うようになると、
「何を持っていけばいいの?」と迷う方も多いと思います。

ここでは、透析室に必ず必要なもの
あったら便利なものについてご紹介します。

※ 施設によって必要な持ち物やルールは異なりますので、
あくまで参考としてご覧ください。


目次

  • パジャマ(透析室で着る服)
  • ベッド周りで使うもの
  • 止血ベルト
  • 暇つぶしグッズ

1.パジャマ

透析室で着るパジャマは、
「動きやすさ」や「快適さ」だけでなく、
透析治療に適しているかも大切なポイントになります。

ここでは、透析室での経験をもとに、
パジャマ選びのポイントをご紹介します。


① 肩まで袖がめくれること

透析では、2本の針を刺す治療を行います。
患者さんによっては、上腕に針を刺すこともあります。

そのため、

  • 肩までしっかり袖がめくれる
  • 腕まくりがしやすい

パジャマがおすすめです。

袖口にゴムが入っていたり、
袖口がきついパジャマは、
穿刺時に腕を出しづらくなるため、できるだけ避けましょう。

また、カテーテルで透析を行っている方は、
前開き(ボタン付き)のパジャマがおすすめです。


② 透析中に快適に過ごせる素材

透析中は長時間ベッドで過ごします。
素材によっては、

  • 寒く感じる
  • 暑く感じる

ことがあります。

厚すぎず、薄すぎない、
季節に合った素材を選ぶようにしましょう。


③ ボタン付き、または胸部が出しやすいもの

透析患者さんは、定期的に心電図検査を行います。
心電図の際は胸部を出す必要があるため、

  • 前開き(ボタン付き)
  • 胸元が開けやすいデザイン

のパジャマだと、検査時の負担が少なくなります。
特に女性の方にはおすすめです。


④ 洗い替えを準備する

透析中は「寝ているだけ」と思われがちですが、
実際には汗をかいたり、
血液でパジャマが汚れてしまうこともあります。

清潔な状態を保つためにも、
パジャマは一着ではなく、洗い替えを1着準備しておくと安心です。


⑤ 汚れが目立ちにくい色を選ぶ

透析中は、

  • 止血時に血が漏れる
  • 穿刺トラブルで血が付く

といったことが起こる場合があります。

  • 真っ白 → 血の汚れが目立ちすぎる
  • 濃すぎる色 → 出血に気づきにくい

この点を考えると、
明るすぎず、暗すぎない色のパジャマがおすすめです。


2.ベッド周りで使うもの

① バスタオル

バスタオルは、ベッドに敷くために必要です。
ベッドは他の患者さんと共有するものなので、
衛生面の配慮として使われます。

おすすめサイズ

シングルベッドサイズ(超大判)
90〜120cm × 180〜210cm

  • ベッド全体をカバーできる
  • 枕の上から敷くことで、
     枕カバー用のタオルを別に持たなくて済む

というメリットがあります。


② フェイスタオル(2枚)

  • 1枚は枕に敷いて使用
  • もう1枚は、布団やタオルケットで
    顔が当たる部分に使用

清潔に保つためにも、
フェイスタオルは2枚あると便利です。


3.止血ベルト

針を抜いた後は、止血ベルト(止血バンド)で
止血を行うことがほとんどです。

シャントの種類によって、
必要な本数や種類が異なります。

  • 自己血管内シャント:2本
  • 人工血管内シャント:人工血管用止血ベルト2本
     ※ 施設によっては手押し止血の場合もあるため要確認
  • 動脈表在化
     基本は手押し止血
     返血側の静脈は止血ベルトを使用することが多い
  • カテーテル透析:止血ベルト不要

※ 必ず施設の指示に従ってください。


4.暇つぶしグッズ

透析は3〜5時間治療を受けるため、
暇つぶしグッズがあると快適に過ごせます。

多くの施設では、
各ベッドにテレビが設置されていますが、
私がこれまで働いた施設で、
患者さんがよく持ってきていたものは以下です。

  • iPad・タブレット
  • 携帯電話
  • ラジオ

もちろん、
寝て過ごす方も多いので、
無理に用意する必要はありません。


まとめ

透析室への持ち物は、

  • 治療を安全に受けるため
  • 透析中を快適に過ごすため

にとても大切です。

最初は分からないことも多いと思いますが、
少しずつ自分に合った持ち物を
揃えていけば大丈夫です。

この記事が、
これから透析室に通う方の参考になれば嬉しいです。

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